吉江歯科医院ブログ(学会報告)

2017年10月18日 水曜日

2017 ドイツDGZIインプラント学会 ベルリン

9月28日から10月2日まで診療室をお休みさせて頂き、ドイツのDGZIインプラント学会に参加してきました。
日本のISOIインプラント学会とドイツDGZIインプラント学会のコネクション担当理事に就いている関係で、ほぼ毎年ドイツにこの季節赴きます。
学会で講演を聞き勉強する事、それ以外に理事の仕事として、学会のオープニングでのスピーチ、ドイツの理事の先生方と学会運営のミーティング、来年度の日本の学会に招聘する外人講師の選別、認定医試験のサポートなどなど、やらなくてはいけない事がテンコ盛りです・・・毎年coldsweats01、でも、一番大切なのはフレンドシップ!
ベルリンは、成田からの直行便がないのでフィンランド・ヘルシンキ経由で13時間。


 

学会場は、ベルリン市内のマリティムホテル
宿泊も同じホテルで助かります。少し寝坊が出来る(笑)


 

ベルリンに到着直後、President receptionに直行。
赤いジャケットがDr.Volmer、一緒に仕事をしているDGZI理事の先生。
いつも暖かく迎えてくれますhappy01
黒いスーツがDGZI会長のProf.Dr.Deppe。
Theドイツ人!素晴らしい人柄の先生です。


 

金曜日の朝、受付を済まし学会スタート
今年の学会場、昨年のミュンヘン学会に比べてほんの少しサイズダウン?
でも、この後大勢の先生が集結しました。
いつ来てもトピックス満載で熱い学会です。



 

Deppe会長の挨拶の後、大会長のProf.Dr.Helleから紹介され壇上で挨拶。
300人の先生の前での英語のスピーチは緊張しました(笑)
結構男前に撮れてますね~ なんて




25名ほどの演者が発表します。
インプラントに関するの基本的な事柄や長期経過報告、
最先端の治療法。
今回は、インプラント関連のConservative work flow  vs  Digital work flow の演題が2件あり時代の進化を強く感じました。
 


 

毎年お会いするニューヨーク大学のProf.Dr.Zemmlerとミュンヘン大学のProf.Dr.Delaut。
インプラントに関して熱く懇談??
嘘ですup来年は、一緒にゴルフに行こう って話の最中をパチリされてしまいましたhappy02
 


 

金曜の夜、Congress Party があります。
"Stars in concert" というチケットだったので、ベルリンだから野外のクラシックコンサートかな?
って思ってたら、
なんと、プレスリー、モンロー、ブルースブラザーズ、ティナターナーetc.
物まねコンサートでした。でも、マジで似ていて楽しかったです!
ワインの飲みすぎで似て見えたのかな・・・


 

執行部ミーティング
外人相手の交渉は、楽じゃありませんねcoldsweats01
ちゃんとNHKのビジネス英会話で勉強してるんだけどなぁ
もっと頑張らないとダメだなぁ



 

認定医試験の受験者の先生方、合格おめでとうございます!
2年に渡るトライが実を結び、お世話させて頂いた僕も嬉しいですhappy01

土曜日2日目の学会を終えて、全ての仕事終了
3時間だけ自由な時間が出来たので、ベルリン市街に出て駅前のテラスでビールで乾杯beer
ドイツ東西統一25周年のお祭りで街はにぎわってました。
待ちゆく人は、週末のひと時を恋人や家族とゆっくりと過ごしていて、僕も早く日本に帰りたくなったりして・・・
でも、秋の日差しの中、仕事終わりのベルリンドラフトビールはウマシ!!scissors
来年は、デュッセルドルフです。


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2015年9月29日 火曜日

スイス・チューリッヒ大学 研修

9月20日から25日、スイス・チューリッヒ大学にてGeistlich社主催の
インプラント治療に伴う骨造成の新素材とテクニックの研修を受けてきました。
秋のスイスは、空高くとても気持ちいい気候です。
香港経由のフライトはやや長いですが、新しい技術を身に着けに赴きました。

BioOss Block によるGBRテクニック
グラフトによるテイッシュマネージメント
手術時の3Dプリンターの応用
デジタルワークフロー
等が今回のテーマです。(わかりづらくてすみませんwink


 

大学の教室で講師陣の紹介です。


3日間の講義と実習のスケジュール。
まずは、座学です。
通訳がほぼつかないので、集中していないと置いてかれてしまいます・・・happy02
 


 
 










チューリッヒ大学内の実習室で豚の顎骨を用いて実習を行いました。
実習デスクは最新式でとても整備が行き届いています。
 


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2010年11月25日 木曜日

AAP・アメリカ歯周病学会でホノルル!



10月30日から11月4日まで診療室を離れ、AAP・アメリカ歯周病学会に参加してきました。開催場所は、日本歯周病学会、日本臨床歯周病懇談会との共催ということもあり、両国から集まりやすい場所ということでハワイ・ホノルル!歯周病治療とインプラント治療のアップデートを期待し、いざ出発。が、30日は、なんと成田直撃の台風typhoonに見舞われ、飛行機が飛ぶか飛ばずかに一喜一憂。成田で同行の同級生の先生たちと、まずは一杯beerやりながら台風の通過を待つ始末。1時間の遅れでユナイテッド航空は頑張って飛んでくれました。



学会場は、ホノルルコンベンションセンター。



アロハでの参加の先生も見かけましたが、ネクタイでもしなければハワイの誘惑に負けそうで・・・coldsweats01でもちょっと暑かった。



「審美的な歯周外科」のセッションを中心に講演を聴講してきました。写真で見るより巨大なメイホールで画面がダブルなっているのにはちょっと驚き。質問でマイクの前に立った時、巨大スクリーンに私の顔がダブルで映し出され、びっくりしちゃいましたbearingそれにしてももっと英語を勉強しなければダメだと思いました・・・。もっとかっこよく英語で質問したい!!頑張らなきゃ!!



日本未発売のマテリアルの情報もしっかり収集してきました。



学会の後は遅めのランチ。同行した同級生、後輩と一緒にフライドシュリンプをつまみにビールで乾杯beer。治療のこと40%、明日どうする?この後、波乗りするか!60%。だって、ハワイですから。100%勉強なんて無理ですよ、無理。



夕暮れ時にボードをレンタルして久しぶりに波乗りもしてきました。ワイキキの波は本当に楽しい。優しく、力強い。夕日を浴びながらメローな時間が流れます。この波ならずーっと波乗りしたい。



しっかりゴルフもしてきました。気温、湿度、風、ともに最高のコンディション。ましてや久しぶりに会う友人とのラウンドですから、言うことなし。スコアだって気分とともに乗ってきます。楽しかった~~!
よく学び、よく遊ぶ、当然夜は焼酎で大反省会です。かんぱ~いnotes

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2010年10月14日 木曜日

国際歯科学会 in yokohama



10月9日・10日、パシフィコ横浜で開かれた、4年に一度の「国際歯科学会」に医院の衛生士と一緒に出席してきました。数々のシンポジウム、レクチャー、特に「歯周病と再生医療」について学んできました。全体の学会が終わった後の夜6時から9時のナイトセッションにスウェーデンのイエテボリ大学歯周病科・主任教授・Dr.リンデの講演も衛生士とがっちり聞いてきました。



学会の内容もさることながら、今回はこれについて。みなさんこれ何だかわかります?これは国際会議などで使われる「同時通訳のレシーバー」です。このレシーバー、デザイン、かっこよくありません?いくつかのレシーバーを見てきましたが、今回のがピカイチ。よく見たら Made in germany、Made in BOSCH!でした。うちの医院にドイツ人の方が多くお見えになる、ニュータウンのボッシュからも。だからって誉めてるわけじゃありませんよ。本当にデザインがスマートで無駄がなくて、手になじむ。何て言えばいいんだろう、やっぱり工業デザインはドイツがNo.1ですよ。本当に。

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2010年2月28日 日曜日

OSI 大阪 インプラントを安全に行う麻酔・鎮静法



 2月26,27日の土日にOSI大阪の研修会に参加してきました。今回のテーマは「安全な麻酔・鎮静法」です。
いかに安全にかつ患者さんがいかに快適に手術を終えることができるようにするか。近年、治療法の発達に伴って従来の治療に加えて外科的な処置が増えている傾向があります。外科処置を行うにあたって、患者さんはやはり「痛くないか」「怖い」という不安と戦うことになります。それを解決してくれるのが麻酔であり鎮静法です。



 どの歯科医院でも注射による局所麻酔が当然中心になります。局所麻酔には浸潤麻酔とブロック麻酔の二つがありますが、この基本中の基本の二つの使い分けは患者さんの「処置中の痛みのコントロール」と「術後の痛み・不快感のコントロール」の目的で極めて重要です。なんでも注射すればいいって訳じゃないんです。どの歯にはどの麻酔、この処置にはこの方法、この薬剤。適切な判断が大切です。



 鎮静法は、主にインプラントや歯周病の手術、嘔吐反射や恐怖心が強い患者さんの治療に用いる方法です。昼寝をしているうちに治療が終わるという快適な方法ですが、薬剤に対する知識や技術、呼吸や心拍のモニタリング・管理が必要です。静脈内鎮静法と筋肉注射による方法があります。今回は、薬剤の知識・テクニックのブラッシュアップとモニタリングの肝、呼吸管理や緊急対応の確認などなど、基本的なことの再確認・新しいテクニックと充実した研修会でした。
 2日間、ちょっと疲れましたが、また新幹線でのビールbeerが明日へのエネルギーになりました。

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