吉江歯科医院ブログ(症例)
2010年1月17日 日曜日
インプラントやや難症例

このような症例の場合、当院では患者さまの負担ができるだけ少なく、安定した結果が得られるように「オーギュメーター法」を用います。「だんだん太くなっていく先を丸めた千枚通し」のような器具が「オーギュメーター」です。

高崎まで新幹線での帰り道、お気をつけて。ご苦労様でした。
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2009年8月10日 月曜日
サイナスリフト骨造成術

サイナスリフトの症例を報告します。上顎の奥歯にインプラントをしたいけど「骨がないから無理だな」って先生に言われた方がいらっしゃるのではないでしょうか?そう、上顎の奥歯の部分はその上に副鼻腔の「上顎洞」が存在するためにインプラントを植えられる骨の高さや量に限りがある症例が多いのです。この症例では赤い線で囲った部分が骨です。非常に薄い骨で、このままではインプラントすることは不可能です。では、あきらめるか、それとも骨を造るか?患者様とよく、よく相談した上で後者、骨を造ることとしました。

CTで事前にシュミレーションした上で上顎洞の側面を窓開けして、骨補てん材「β-TCP」を上顎洞粘膜のシュナイダー膜の下に入れていきます。粘膜を破かないように優しく、かつ十分に。手術は、静脈内鎮静法を麻酔医の兄に依頼し、患者様は眠っているうちに行われました。処置時間はサイナスリフトに関しては1時間45分くらい。青い線で示されたのがシュナイダー膜がリフトされたライン。白いぶつぶつがβ-TCPです。十分にインプラントが可能な状態まで骨造成が行われました。いちばん手前のインプラントはこの手術と同時に埋入しました。あと2本のインプラントは、6カ月後β-TCPがしっかり骨になってから埋入する予定です。このようにインプラントが不可能だと思われる症例も、きちんとしたCTによる術前診断、治療計画によってインプラント可能になるケースもあります。しかし、やはり不可能なケースもあるのも事実です。大切なのは無理のない治療計画です。診断ご希望の方はお申し出ください。
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2009年7月24日 金曜日
4月に移植した症例のその後
今年4月に自家歯牙移植の症例をお見せしました。その後どうなったかの報告を今日は致します。忘れてしまった方は4月の記事を見てくださいね。3ヶ月間順調に経過し、移植された歯はしっかりと骨の中で安定しました。歯の動揺もなくなり、他の健全な歯と変わりがないことがレントゲンでも確認できましたので、歯の内部の処置を行い、いよいよセラミックをかぶせる準備をしました。歯肉の状態も極めて良好、よく引き締まっています。



まずはかみ合わせの安定と確認のために仮歯をセットしました。
仮歯での、咬み心地は極めて良好。普通にお食事を楽しんでいただけましたので、最終のセラミッククラウンに移行しました。通常、移植歯のクラウンは金属を使うことも多いのですが、患者様の希望でセラミッククラウンとしました。とても綺麗に入ったと思います。特筆すべきはこの歯肉の美しさでしょう!(手前の具合の悪い歯の歯肉と比べてみてください。)移植は全行程4か月かかりました。でも、とてもよい結果で患者様も満足してくださいました。私もとてもうれしいです

「次は、手前の金属歯を治したい。」とおっしゃってました。手ごわそうですけど大丈夫!がんばります!
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2009年5月23日 土曜日
インプラント前歯6歯の症例

難易度の高い症例でしたが、患者様の協力もあって順調な経過をたどっています。今頃、前歯で「ホットドックをガブリ」なんて楽しんでいただけてるのではないかと思います。あと少しでセラミックが入りますよ!がんばりましょう!
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2009年5月2日 土曜日
インプラント3年経過症例

インプラントの上部構造のセラミックです。手前の銀歯をセラミックに換えるとより審美的でしょうね。次の計画です。10年、15年、いやもっと長持ちするように頑張って一緒に維持しましょう。がんばります。
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