吉江歯科医院ブログ(症例)

2010年10月17日 日曜日

前歯のジルコニア・セラミッククラウンの症例

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 40代女性、前歯の審美障害にて来院。歯茎の雰囲気も気になるとのことでした。時間をかけて治療法の説明と相談をしたうえで、オールセラミッククラウンで改善を計画しました。過去のクラウンは色が単色でかつ不透明。形も表現に困るような不自然な形(お団子みたいに丸まってる・・)。つなぎ目の金属が露出し黒くなってますね。改善必要なのは一目瞭然。何軒かの先生に相談なさったのですが、納得できる治療方法が提示されずに紹介でうちの医院にいらっしゃいました。


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 治療後です。古いクラウンを外した後、形成し、仮歯を入れ、仮歯を通じて患者さま、技工士と意見交換を繰り返し、最終のオールセラミッククラウンを入れた後の写真です。現時点で一番すぐれているLavaジルコニア・オールセラミッククラウンを使いました。歯の自然感とともに歯茎の自然感も取り戻せていると思います。Well done.

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2010年8月12日 木曜日

オールセラミック インレー アンレー

D065800240代男性、古い金属の詰め物をきれいにしたいとの要望で治療にお見えになりました。術前のメタルインレーは決して悪い状態ではありませんでしたが、だいぶ年数も経っていて、内部に心配もあるということで治療に踏み切りました。


D0658003術後です。セラミックの種類は、リヒテンシュタイン製 イヴォクラのEmaxです。現時点で精度、強度、最高峰のセラミックです。技工は、ベアーデンタル 小土橋 誠が製作。削りだし(CAD/CAM)の安いセラミックでは、ここまで自然に美しくはいきません。いつも素晴らしい仕事をありがとう、ブラボー誠君winkgood

D06580044本をまとめて治療しましたので、来院回数は3回(1回の治療は約2時間ですが)です。すべての処置は顕微鏡下で行われますので、虫歯による感染を取り残すこともなく、セラミックのフィットも極めて良好です。
つなぎ目がどこにあるか分かりますかsign02
この患者さまは結果に非常に満足していただき、上下、左右、4ブロックすべてセラミックに置き換えました。ご苦労様でした。

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2010年7月15日 木曜日

最近の移植症例

相田1最近の移植の症例です。30代女性、右下第一小臼歯の遠心に深い虫歯がありました。第二小臼歯は傾斜し埋もれています。深い虫歯を持つ第一小臼歯よりも埋もれている第二大臼歯のほうが歯のコンディションが良く、まっすぐ立たせるためにCTで精密検査をしたうえで「移植」をすることになりました。


相田2手前の第一小臼歯を抜歯。抜歯と同時に矯正担当の副院長・のり子先生の技術を借りて、第二小臼歯を弱い力で時間をかけて少し引っ張っておきます。




あいだ3ここまで引っ張りだしました。






あいだ4






あい5第二小臼歯を抜歯、いよいよ移植です。

その2につづく・・・

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2010年1月30日 土曜日

最近の移植症例その2

あい5
さあ、いよいよ移植ですhappy01

あい6





あい7歯と骨の寸法を測って、CTの計測と相違ないことを確認。移植床の形成をおこないます。慎重さと繊細さと大胆さが共存する手術です。



あい9移植床の完成。





あい10





あい11根の先端の処置を顕微鏡下で行います。細かい処置ですが集中力は、この時、最高潮upです。




あい12根の処置を終えたら、移植床へ。見事にすっぽりはまりました。Wao!Excellenthappy02.





相田1術前





ai13術後
最後に縫合と接着剤で固定して処置完了。手術時間全体で約1時間。後日の来院で消毒。腫れ、痛みほとんどなく、好調確認しました。最後にクラウンがかぶったら後日報告します。ご苦労様でした。

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2010年1月30日 土曜日

前歯のセラミック治療

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30代女性の患者さんの治療前の写真です。主訴は、「前歯の形、色、が不自然なこと、付け根の黒ずみも困っている。」とのことでした。様々な診査診断を行って、患者さんにコンサルテーションをさせていただき、セラミック治療で前歯を4本治療することになりました。


D0591013古い差し歯を外す前に診断模型上で、最終のセラミックの完成予想を立て、仮歯に置き換えておきます。





D0591018その模型のシリコンコアを取っておいてから、古い差し歯を外し、新しいセラミックの準備を行います。仮歯(正式にはプロヴィジョナル・クラウンと言います。)を用いて患者さんと最終的な希望の修正確認を行った後、患者さんにOKがいただけたら、最終の型を取ります。プロヴィジョナル・クラウンに盛り込まれた情報は、正確にセラミスト(セラミック専門の技工士・ベアーデンタルの小土橋 誠)に渡されます。


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 最終のオールセラミック(インセラム)クラウンをセットしました。治療前(左)と比べていただければ、その差は一目瞭然です。

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 斜め45度からの写真です。左が治療前、右が治療後。歯の傾斜も改善しました。自然な色合い、セラミックと歯肉との調和を見ていただきたい。患者さんにもとても満足していただきました
 この症例、いくつかのキーワードがありましたが、決して特別な症例ではありません。吉江歯科では、日常的な臨床です。前歯の事で相談ご希望の方は、ご遠慮なく院長・スタッフまでどうぞ。 

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